はっちのアンダンテ日記

自分の気持ちを言葉にしてみると、思わぬ発見をすることがあります☆

メールではなく手紙で伝えたかったんだ

最近、職場の先輩に手紙を渡した。
少しお姉さまの彼女と私は
よくタッグを組んで仕事をする。

と言っても、一年目の私と
三年目の彼女。
教えてもらうことばかりで
二人で仕事をしているというよりは
私が指導されているといっていい。

よく、私は彼女の足元にも及ばないなぁ
と思う。

彼女は私の能力の無さに
嫌気がさしていた。
それを隠し切れないで
よく怒られたものだ。

つらかったし怖かった。
もう逃げ出したいと何度も思った。
何度同じことを言われたか知れないし、
できない自分が悔しかった。

あるときを境に私は
一人で任されるようになった。
沢山怒られた分ミスも少なくなったし
仕事に対する丁寧さを認められるようになった。

私はただがむしゃらにやってきたと思っていたけど、
振り返るといつも
彼女が私に指導してきたことが
私の力量の糧となっていた。

ありがとうございます
いつも感謝しています
でも、伝える機会がなくて
お手紙失礼しますと書いて渡した。

昨日は手紙を渡した後に
二人が出勤した最初の日だった。
彼女はいつもより穏やかに見えた。
とても心地いい空気が
二人の間に流れていた。

伝えることは大切だ。
思っているだけじゃ伝わらない。
言葉にして伝えなきゃ伝わらない。
ありがとうは格別、伝えたほうがよい。
そう思うできごとだった。