はっちのアンダンテ日記

自分の気持ちを言葉にしてみると、思わぬ発見をすることがあります☆

子育てに必要なこと

遊ぶときは一人になったらだめよ、
お友達とね、と口うるさく
教え諭していた子どもから
「さっき公園で知らないおっちゃんに
おかしあげるから一緒においで
って言われた」
と話されたら、
あなたはどう返しますか?

「だから言ったでしょ!
もう一人で公園行かないで!」

そう突き返しますか?


母親って大変です。
母としての仕事をしさえすればいいわけではないですから。
妻としても、
仕事があれば社会人としても、
必要なだけ求められます。
一人3役も4役もこなしています。

自分の時間をもつなんて
もっての他で、
ストレスを解消する暇すらない。

「いーっ!」ってなります。
なりますけど、
仕事場ではいーっ!とできないし、
旦那は働いていて、
家で顔を合わせる時間は
思ったほどない。

「いーっ!」となって
とばっちりをくらうのは、
誰よりも子どもだったりします。

そんな状態で、
「子育ては親育て」とかって
怒らない育児を推進する
現代の風潮は
母親業を主とする女性にとって
かなり酷です。

道路に飛び出したらだめよ、
お友達と仲良く遊ぶのよ、
知らない人についていったらだめよ、
だから一人で公園に行ったら危ないからね。

子どもを守るため、
おかあさんたちは日々必死に繰り返します。

なのに、不審者との接触。

ほーらごらん!
あなた、今日一人で公園に行ったでしょ!

そう言ってしまいかねない。
子どものせいにしてしまいかねない。

でもね、
そこで子どもに
「知らない人に声をかけられて
怖かったね。
話してくれてありがとう。
あなたの言うことを信じるよ。
あなたが悪いんじゃないよ。
何ができるか一緒に考えよっか。」

と言えるか。
子どもが悩んでいることを吐露したときに
そのことについて尋ねたり
批判したり
分析したり
助言したり
一般化したりしないこと。

言いたいだけ言わせてあげる。
そして一緒に考える、
考える力を引き出す。

そうやって、
子どもと対話することを大切に。
聞くこと、見守ることも
対話だと。

昨日は私の子どもが通う保育園で
親にむけたワークショップがあった。
その講習の中での
印象的な部分をピックアップ。

子どもの心の声をきく
ためには、
こちらの寛大さが試される。
まずは、母親のセルフケアでしょ。
と思ったので
私は私ができることを
考える。

寛大であるには
大変な、ストレスフルな状態から
遠のいておくことが必要。